top_menu top_page new_release shipping_infomation item_list poster shoplist query

マイクロエース 試作品ニュース



113系/115系 N30体質改善工事施工車、簡易更新車の試作品をご紹介致します。
当ページの画像はすべて試作品です。最終的な製品とは異なりますので、予めご了承願います。





JR西日本に承継された113系・115系は投入線区の用途に合った改造や更新改造などが行われ、さまざまなバリエーションがあります。
中でも特徴ある改造が体質改善工事(N30/N40)です。

マイクロエースでは既にN40体質改善工事施工車(以降N40更新車)を発売済で、多くのお客様からご好評を頂戴しています。
このたびN40更新車と並べて楽しめる、N30体質改善工事施工車(以降N30更新車)や、
N40体質改善工事に準じた内容ながら異なる改造を受けた個性的な車両を多くのご要望にお応えして製品化いたします。





N30更新車です。
室内はN40更新車と同様に最新鋭の223・225系に準じた転換クロスシートに交換されていますが、
雨樋の交換や側面窓の交換が行われておらず、原型のイメージを色濃く残した外観が特徴です。
主に車体色が変更されたことで、従来車とイメージが違って見えるようです。





A9575(113系2000番台/右側)とA9578(115系2000番台/左側)の先頭部のアップです。
前面窓は縦桟の無い一枚ガラスに交換されたほか、屋上のベンチレータが撤去されたのが特徴です。
製品ではA9575がおわん型タイフォン、A9578が寒地型タイフォンを装着する予定です。
両者で異なるオデコの塗り分けやホイッスルカバーの位置を作り分けます。
床下・台車・ダミーカプラーの色はA9578はグレー塗装化された後の姿を再現します。
※写真ではタイフォン等、一部の別部品が未塗装状態です。




側面のアップです。
N30体質改善工事によって外観上もっとも変化が見られるのが戸袋窓周辺です。
N40更新車同様に車端部寄りの戸袋窓が縦長に変化しているほか、その他の箇所も若干幅が狭められて独特の印象を持っています。
なお、黒いフチの部分は実車ではガラスの裏側の接着面で表面が平滑になっていますが、
製品では均一な仕上がりを最優先に考えてフチドリを彫刻して表現しています。




2両の先頭車は下り向きのトイレ付と上り向きのトイレ無をつくりわけています。

余談ながらA9575に含まれる先頭車は2000・2100番台として登場し、高速化対応で7000・7100番台、電気連結器の設置で7500・7600番台になりました。
その後に広島地区への転出に際して高速化対応解除されて2500・2600番台に区分されており、4両編成で2本分、各2両ずつの珍しいナンバーが誕生しました。
奇数向の2506番は2012(平成24)年にはN30更新車では初めて廃車されてしまいましたが、
偶数向の2606番は115系に編入されてクハ115-2515番に改番され、数奇な運命を辿りながら現在も活躍中です。





中間車のN30更新車です。
実車は嵯峨野線向けにWパンタ化されてからN30体質改善工事を受けました。
A9575では写真の2個パンタ車、A9578では115系2000番台の原型どおりの1個パンタ車として作りわけます。





つづいて、A9585に含まれるクハ111-139です。
全体像からはWAU102による分散冷房車に見えますが、実車は2006(平成18)年まで原型大目玉を維持してファンの間では人気がありました。




シールドビーム化された際に元のライトケースを活用したためにご覧のような特徴ある段付きライトになりました。
製品では基本部分を既存のA6755/113系分散冷房車から流用し、ランボードの無い屋根やこの特徴ある前面部分を新規金型で作成しています。
※写真では一部の別部品が未塗装です。




A9585の反対側の先頭車、クハ115-622も個性的な姿で知られています。
雨樋部分のみN40更新車同様の張り上げ式に改造されながらも、側面窓や車内は原型のままという異端車が115系に2両だけ存在しました。





つるりとした屋根上と古めかしい丸窓のミスマッチが近郊型ファンの間で大きな話題になりました。

これら異端車は鉄道会社が少しでも快適な車両を乗客へ提供しようとして試行錯誤していた産物なのかもしれません。
現在では近畿地区へ223系・225系の大量投入が行われ、前述のようなN40・N30更新車が広島地区へ転入しました。
その結果としてこれら異端車は引退してしまいましたが、模型の世界ではいつまでも個性的な姿をお楽しみいただけます。




●商品仕様は こちら(A9575・A9578)とこちら(A9585)をご覧ください。

商品詳細の表示には Adobe Reader(無償)が必要です。
Adobe Readerのダウンロードは こちらから。


JR西日本商品化許諾済



本webサイト上の掲載画像は全て無許可での転載を禁止いたします。

トップへ


copyrights