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マイクロエース 試作品ニュース



大阪市交通局60系の試作品をご紹介致します。
当ページの画像はすべて試作品です。一部部品の未着、彫刻の相違など、最終的な製品とは異なりますので、予めご了承願います。





大阪市交通局60系は1969(昭和44)年に開業した堺筋線用に登場した車両です。
阪急線との直通運転が行われることから、大阪市の地下鉄では初めてパンタグラフを搭載しました。

当初は5両編成で登場しましたが、後に6両、8両編成に組成変更された際に複雑な編成の組み換えが発生し、
先頭車の中間車化や電装解除などが行われてバラエティに富んだ系列として知られています。
また、1990年代以降は冷房改造や車体更新などが行われ、より一層複雑な形態を持つ形式になりました。

マイクロエースはこれまでに第三軌条方式のステンレス車、20系を製品化しております。
地下鉄シリーズのさらなる充実を目指してこのたび60系を製品化いたします。




今回マイクロエースではA8090/登場時、およびA8094/冷房改造・更新車の2種類を製品化いたします。
両者の一番目立つ違いは屋上冷房装置の有無です。
A8090では冷房装置設置前に存在していたモニターを装着しています。
A8094ではパンタグラフ部分にのみ残ったモニターや移設された避雷器を再現。

なお、部品共用のため、冷房装置両脇の屋根肩部にある板の表現は省略します。

晩年は下枠交差式パンタグラフに交換されていたのも大きな特徴です。
また、客用扉窓のサイズや側面行先表示器の有無なども時代設定に即して作りわけています。

このほか、登場当初は前面の「頬」の部分に存在していたヘッドマーク掛けの有無も作りわけています。




中間車(6300)の登場時の姿です。
6300と6600の妻面は当初から狭幅の貫通路と貫通扉が設置されており、
回送用の簡易運転台が設置されていたのが特徴です。
この簡易運転台の標識灯が貫通路上部に設置されているのが大阪市交通局の特徴のひとつと言えるでしょう。




中間車化された先頭車、6200の冷房改造・更新後の姿です。
前面にホロが付いたほか、屋上に無線アンテナが無いのが特徴です。





6200の「元」運転台部分のアップをご覧ください。
ホロ部品はホロ用アダプタを介して装着する拘りの構造で実車の特徴ある形態を再現しています。




こちらは中間車化された先頭車、6700の屋上です。
中間車化のほかに電装解除されてトレーラー車になったのが特徴です。
もともと南向き先頭車でパンタグラフを搭載していた名残が屋上のランボードから伺えます。




こちらは中間車付随車、6600です。
冷房改造に際して大容量のSIVを床下に搭載したのが特徴です。
登場時にはこのSIV部品は取り付けません。




バリエーション豊かな妻板をご紹介します。

一番左が原型の広幅貫通路、左から二番目が原型扉の簡易運転台付き、
中央が更新によって扉窓が大型化された簡易運転台付き、右から二番目が広幅貫通路を狭幅化したアダプタ付き、
一番右が戸袋を車外に設置する大阪市独特の貫通扉増設車を再現しています。
また、このほかにも機器箱の有無やステップの有無などを実車の形態に即して作り分けています。






●商品仕様は こちらをご覧ください。

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大阪市交通局商品化許諾申請中



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